大学編入か?浪人か?違いを徹底解説【結論:編入がおすすめです】

大学編入試験にすべきか?再入試して浪人すべきか?

「大学編入じゃなくて浪人で受験した方がいいのかな…?」
「編入と一般入試(浪人)ってどっちが難しいんだろ?」

編入での受験を考えると編入すべきか、一般入試(浪人)すべきか迷ってしまいますよね・・・。

こんにちは。
ステップ編入学院スッタフのわかやまです。

今回取り上げるテーマは「編入すべきか?一般入試(浪人)すべきか?」

この記事を書いている私は大学受験に失敗してFラン大学に進学しました。
学歴にコンプレックスを抱えたまま大学生活を送っていましたが、編入試験の存在を知り大阪大学、神戸大学に合格することができました。

そんな私ですが編入試験を知った当初は編入試験を受けるべきか?一般入試(浪人)するべきかとても悩みました。
「一般入試(浪人)の方が簡単なんじゃないかな?」「編入で入学したら就職に不利になるんじゃないかな?」「友達ができるか不安だな。」といったような不安がありましたが、1つ1つ正しい情報を知ることで不安を解消して「編入」という選択をとることができました。今では一般入試(浪人)を選ばなくて本当によかったな〜と思います。おそらく一般入試(浪人)を選んでいれば、国公立に合格していなかったですし、暗いFラン大学生活が続いていたかと思います。

そこで、今回は、当時の私のように「編入すべきか?一般入試(浪人)すべきか?」悩んでいる方に向けて”一般入試(浪人)ではなく編入すべき理由”について実体験を元に共有します。

編入試験と一般入試(浪人)の違いを理解しよう

まず「編入試験」と「一般入試」の違いをお伝えします。
違いやそれぞれの特徴を知ることで、自分はどちらを選択すべきかがわかります。

編入試験と一般入試の問題の難易度を知ろう

さっそく結論ですが、編入試験の方が一般入試よりも難易度は低いです。
一般入試で国公立や難関私大を受験しようとすると地頭が試される難易度の高い問題が出題されがちですが、編入試験はしっかり準備をすれば解くことができる基本的な問題が多い傾向にあります。

また編入試験で出題される問題はお決まりのパターンがあり、解き方さえ覚えておけば数字を入れ替えたり、少し応用するだけで解くことができる非常に対策がしやすい問題が多いのも特徴です。

しかも7割が合格ラインと言われる編入試験ですが、7以上が基礎問題で構成されている場合がほとんどです。

編入は総合力より専門的な力が求められる

一般入試より編入試験が簡単と言われるのは何も問題が簡単だからだけではありません。
通常、一般入試で国公立大学を受験しようとすると、センター試験、2次試験と文系、理系に関わらず幅広い知識が求められます。

しかし大学編入ではその学部・学科に特化した問題のみが出題されるため、一般入試よりも圧倒的に対策がとりやすく、特定の教科が苦手で一般入試を諦めていた受験生にもチャンスがある試験となっています。

それは大学では通常1,2年時に専門科目以外の様々な授業があり、3,4年次で専門の授業があるためです。
1年次で入学する一般入試組はその授業に対応できる幅広い知識が必要になりますが、3年次で入学する編入生は大学では専門科目しか学ばないので専門に特化した知識のみが必要となります。

受験者層の違いを知ろう

編入試験は大学が指定する受験資格を満たしていれば誰でも受験することが可能です。その受験資格も特別な資格を持っていたりする必要はなく、大学・短大に在籍しているまたは卒業しているなど編入試験を検討している人であれば多くの人が当てはまる条件となっています。

一方で一般入試では国公立を受験する場合はセンター試験の足切りがあり誰もが受験することは不可能です。

よって一般入試では他の受験生はライバルとなりますが、編入試験では必ずしもそうとは限りません。
体感的な数字となりますが、だいたい受験者数の20%〜30%くらいの人が本来その大学を受験するレベルの受験生かと思います。そのため編入試験での倍率はあてにならず、気にする必要は全くありません。

他の受験生を気にせず勉強に集中することができるのも編入試験の特徴です。

費用面の違いを知ろう

当然ですが編入試験を受験するとなるとその後にかかってくる費用が気になりますよね。
当時の私も金銭面で編入と一般入試はどちらがお得なんだろう?と悩んだ記憶があります。

そんな費用面でも編入の方が一般入試よりもお得です。考え方は単純で、一般入試は1年次、編入試験は2または3年次での入学となるため卒業までの年数が異なります。

そのため国公立であれば100万円、私立であれば200万円ほどお得となります。

一方で編入試験は複数校受験できるので、受験費用がどうしてもかさんでしまうことがあります。とはいえこれは複数校受験できる編入のメリットでもあるので、使わない手はありません。だいたい1校あたり3万円の受験費用がかかってくるので、事前に準備しておくといいかと思います。

就職活動の影響の違いを知ろう

もちろん大多数の人が就活をすることになるかと思います。
そんな編入と一般入試のそれぞれの就活に与える影響はどのようなものがあるのでしょうか?当時の私が一番心配していたのがこの点です。「編入で入学すると就活で不利になるのではないのか?」と不安がありました。

ただこの考えは全くの間違えだったと編入後の就活時に気付きました。

というのも各企業によって異なりますが、まず就活では学歴は最大の武器となります。また編入したという事実は全くと言っていいほど影響しません。私も大手企業から内定をもらうことができたので、編入という事実がデメリットに働くことは少ないでしょう。

また一般入試を受け直すということはその分空白期間が生じるということです。企業は新卒生を採用する際に、できるだけ若くフレッシュな人材を求めます。なので一般入試だと就活時に周りの就活生は22歳なのに対して、自分だけ24歳だったりします。就職で不利に働く可能性があるということです。

就職面でも編入がおすすめと言えるでしょう。

そんな編入ですが向いている人とは?

一般入試より大学編入がおすすめですという説明をしてきましたが、誰にでもおすすめできるわけではありません。

編入をおすすめできる人

大学に合格したい強い気持ちがある人

編入試験は冒頭でも説明しましたが、対策が一般入試よりも簡単でやる気さえあれば誰にでも可能性がある試験です。
現在の学力は関係なく、「受験に失敗して悔しい気持ちがある」「志望校で勉強したい」「学歴がどうしても欲しい」などの強い思いがあれば編入試験で合格する可能性がグッと上がります。
ステップ編入学院ではそんな強い思いを持った方を全力でサポートしていますのでまずはお問い合わせください。
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継続した努力ができる人

編入試験は試験日から6ヶ月〜1年前からの準備が必要になってきます。そのため継続して勉強することができる人には向いている試験となります。

編入をおすすめできない人

勉強せずにどこかに合格すればいいと思っている人

編入試験は一般入試よりも対策が簡単で、合格しやすい試験ですが勉強しないと当然不合格になります。
楽に勉強してどこかに合格すればいいと思っている受験生では合格しないケースが多いです。

継続した努力ができない人

当然ですが最低でも6ヶ月ほどの勉強が必要になります。勉強が苦手な人でも継続して努力できている人が合格している印象です。

最後に

この記事を読んでくださったあなたは、今、どんな気持ちで編入試験を検討していますか?

「大学受験に失敗して学歴コンプレックスがある」
「就活で有利になるために学歴が欲しい」
「〇〇大学で〇〇を勉強したい」

人それぞれに編入試験を検討するポイントは違うと思いますが、理由はなんだっていいと思います。強い思いさえあればどんなに偏差値が高い大学でも合格する可能性があるのが編入試験です。

私は大学受験に失敗してFラン大学に進学した悔しさから、大阪大学・神戸大学を目指して編入試験の勉強に励みました。当時は「自分なんて無理だ…」と思っていましたが、あの時諦めずに勉強を続けて本当によかったと思います。

強い思いを持って一般入試よりもメリット満載の編入試験に望んでみてはいかがでしょうか?

ステップ編入学院ではそんな受験生の方のサポートをおこなっているので、興味のある方はぜひお気軽にお問い合わせください。

大学編入試験は決して難しくありません。しっかり対策をたて、努力すれば国公立大学や難関私立大学に合格することが可能です。あなたも編入試験で人生を変えてみませんか?ステップ編入学院が全力でサポートさせていただきます。まずはお気軽にご相談ください。